2013年 04月 23日 ( 1 )

イルミナティについて(4)

「イルミナティ 世界を強奪したカルト」 ヘンリー・メイコウ著(太田龍訳)より引用。

ヴァイスハウプト理論で武装した邪悪な組織

「イルミナティ」という言葉は「啓示の光に触れた人々」を意味し、「光をもたらす者」ルシファーの存在を示唆している。その基本理念は、「正しい理性」(普遍的なモラル)を世俗的な「理性」(功利)に塗り替えるというものだ。
フリーメイソンとイルミナティの教条は、「汝の心のおもむくままに」(寛容)である。神や自然ではなく、イルミナティこそが現実を定めていくという考え方だ。イルミナティの掲げるヒューマニズムは世俗主義であり、悪魔信仰に人類を導くことにほかならない。社会からモラルが失われつつある今、そのような現実がいよいよ浮き彫りになりつつある。その証拠に世界は、「グランド・セフト・オート」というゲームや、ハリウッドのホラー映画やパニック映画に現実がどんどん近づいているではないか。
植物も、犬も、子供も、ささやかな糧(かて)と愛さえ与えられれば、定められた通りの素晴らしいものに育っていくのが本来の姿だ。イルミナティは、「性の解放」や「平等」の名の下に私たちを機能不全に陥らせ、神の定めた運命の成就(じょうじゅ)を阻害しようとしているのだ。
1770年、マイヤー・ロスチャイルドはアダム・ヴァイスハウプトという22歳の大学講師を雇い、ヨーロッパの社交界のトップにいる人々を秘密カルトに勧誘させた。このカルトの目的は、西側(キリスト教)社会を後退に向かわせることだった(ちなみにヴァイスハウプトはラビの息子だったが、カトリックとして育てられている)。
以下はデヴィッド・アレン・リヴェラのオンライン版書籍「最終警告(Final Warning)」と、ジェームズ・ウォードナーの名著「邪悪なる同盟(Unholy Alliances)」からの抄録だ。

イルミナティは1776年5月1日に創設された。ヴァイスハウプトは次のように記している。
「我々の教団の最大の強みは、世間から隠されている点にある。いかなる場においても組織がこの名前で表に出る事態は避けなければならない。常に別の名前、別の事業で覆い隠す必要がある。フリーメイソンの下位の三層ということにするのが一番だ。世間にはなじみ深いし、たいしたことをやるとは思っていない。ほとんど注目されないだろう」
1781年12月20日、ウィルヘルムスバッドで会議が開かれ、フリーメイソンの最初の三層をイルミナティの位階組織にする合意が交わされた。この会議に参加したリヨンのマルティニスト・ロッジのフリーメイソン会員コント・ド・ヴィリューは、帰国後次のように報告している。
「私が言えるのは、事態が想像以上に重大だということだ。計画されている陰謀は練り込まれており、君主も教会も逃れることはできないだろう」
ネスタ・ウェブスターは著書「世界革命(World Revolution)」において、イルミナティのやり口を紹介しているが、これはアドルフ・ヒトラーやティモシー・レーヒーの手口とも共通している。
「イルミナティ主義のやり方の特徴は、上位の者と手先レベルの人間をともに入会させ、真面目な理論家の夢想や狂信者の大義をバックアップし、野心満々のエゴイストの虚栄心をくすぐったり、不安定な心理に働きかけたり、あるいは富や権力への情熱を利用して、まったく異なる目的を持った人間を教団の秘密の企みに協力させる点にある」
イルミナティは、金やセックスを提供して社会の上層にいる人間を籠絡し、経済的破滅や暴露、暗殺をほのめかして従わせるといったこともやっている。これは今日でも行なわれていることだ。
ヴァイスハウプトはこんなことも書いている。「その時々によって話を変えることだ。そうすることで、下の者たちには本当の目的がわからなくなる」
その本当の目的とは、「力と富を手に入れ、世俗的政府や宗教的政府を転覆させて世界を支配することにほかならない」
そのために最初にやるべきことは、著述家、作家、出版社、教育者を仲間にすることだった。実際、ダーウィンからニーチェ、マルクスに至る近代の偉大な思想家たちは、イルミナティの手先や駒であった。ヴァイスハウプトは、ある大学について次のように書いている。「教授全員がイルミナティのメンバーだ。学生たちもイルミナティ主義の信者になる」(ウォードナー「邪悪なる同盟」)
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by kabu_kachan | 2013-04-23 00:34 | Comments(0)