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カール・マルクスはユダヤ人である

★The Illuminati, Freemasonry and the New World Order jewish bankers behind all wars and revolutions of 20th centuryEvan Sadler
https://www.youtube.com/watch?v=zdw5_J17V9o



中国共産主義指令塔(C・C・C現在は、ソ連が存在していなくて、中国が其の働きの役割をしている)とユダヤ共産主義指令塔の働きを理解するには、やや面倒でもここで歴史的な沿革に遡らなくてはならない。其処で登場するのが、どなたも良く御存知のカール・マルクス(1818~83)である。彼は、云う迄も無くプロセインのライン州トリールで豊かなユダヤ人弁護士の子として生まれたが、其の父方も母方もユダヤ教のラビ(律法師)と云う家柄だったのである。
 ポーランド系ユダヤ人アイザック・ドイッチャーの可笑しな題名の著者『非ユダヤ的ユダヤ人』の中では、マルクスを、独逸革命で名高い女流革命家ローザ・ルクセンブルクや、ユダヤ名ブロンシュテインと云ったトロツキー等と共に、「余りに狭量で古くさく、圧倒的な」ユダヤ人社会の限界を越え、脱出を図ったと記されながら、彼等の中にはユダヤ人の生活とユダヤ人的知性の本質的な物が宿っている」とされている。詰まり、マルクスこそ”非ユダヤ的ユダヤ人”の典型なのである。何故然う為って、どうしても然うなのかは暫く措くが、ユダヤ人と《革命的急進主義》とは並々ならぬ強い絆で結ばれている。
 ジョルジュ・バトウはその著『ユダヤ人問題』の中で、「ユダヤ人気風」(Le Judaisme)を「反逆心」(I’esorit de revolte)と同一だと述べている。又ヤコブ・ワッセルマンも『独逸人でありユダヤ人である私の生涯』と云う自叙伝で、「ユダヤ人こそ現代のジャコバン党員だ(フランス革命当時の首謀者!忍)」と言い、ユダヤの急進主義は、其の伝統的救世主義(メシアニズム)に由来し、社会の全領域に拡がった物だと指摘している。 『旧約』の社会律法や預言書にまで論を進める暇はないが、フリツ・カーンの『人種及び文化的民族としてのユダヤ人』では、マルクスは「モーセや基督と共に熱烈な愛他主義であり、社会主義の観念や地上に於ける神の王国の観念の重要な擁護者だ」とされており、彼こそ「ユダヤ精神の顕現者」と賛美されている(此の評価が、2億人の虐殺を生まれた。マルクスの反道徳的な悪魔の教えを「神の教え」として評価したフリツ・カーンは、何物であるのか。自分はモーセ様の「旧約」精神を壊した悪魔の法典である「タルムード」に呪われた悪魔主義者しか感じない!忍)。
 それは其れは其れとして、此処ではマルクスの隠された一面を何としても明らかにしておかなければならないだろう。其れは、マルクスがアダム・ヴァイスハウプトのイルミナティ(啓明結社)と云うフリーメーソンの会員だった事である。更に云えば、彼が其の厖大な著作を物しながら唯一の心の奥深く秘めて書かなかった事に触れなければならない。何故なら其れこそユダヤ共産主義指令塔存立の根幹とも云えるからなのである。それはやがて此の世に来るベキ至福千年の王国(階級対立無き共産社会)(絶対的な平等と云う物は存在しない。其れにマルクスは反道徳的社会を造ろうと考えていた張本人ですよ!忍)に有っては、神の選民たるユダヤ人[此れは全くの嘘。神の選民に当たる人は、神の律法(愛を中心にした10戒)を守る人であって、日本の場合は特に「法華経」を中心にした教育勅語に沿って生きている人達であって、今のイスラエル国家は、ユダヤの神エホバエル・ランティ様を否定し悪魔ダビデを崇拝していて、ユダヤ人として名乗る事が出来ないのです!忍]が、其の頂点に立つべきだと云う事に他ならない。
 其れを示唆する「バールフ・レヴィの書翰」と云う興味有る資料もあるが、此処では割愛しよう。代わりに第一インター・ナショナルでマルクスと決裂したバクーニンの『マルクスとの個人的関係』(1871年12月、バクーニン著作集第6巻・白水社刊)を引用して見よう。
 此の文章の中でバクーニンは、マルクスがエンゲルスと共に第一インター・ナショナルに最大の貢献をした事実を賞め、彼が聡明で学識深い経済学者であり、イタリアの共和主義者マッツツィーニ(イルミナティの会員!忍)等其の生徒と呼んでいい程だと述べつつも、「光には影がある」として厳しい批判を浴びせている。先ず第一に彼の教条主義的側面を取り上げ(俎上に上せ)「理論の高みから人々を睥睨し、軽蔑している。…マルクスは社会主義や共産主義の法王だと自ら考えている」と、鋭く其の胸奥の秘密を暴いている。更に「マルクスは、権力を追求し、支配を愛好し、権威を渇望する。…何時の日にか自分自身の国を支配しようと望むだけでは満足せず、全世界的な権力、世界国家を夢見ている」とまで解析している。
 其れだけでは無い。もっと機密な事がバクーニンに依って明らかにされている。其れは、まるで「バールフ・レヴィの書翰」を見事に裏付ける様な内容と云えるだろう。
 「ユダヤ人マルクスは、ロンドンにもフランスにも、取り分け独逸にちょっと頭の切れる陰謀家で、活動家で、山師的な沢山のユダヤ人グループを持っている。実業家、銀行家、作家、政治家、色々な記者、文学仲買人だ。詰まり、一方で銀行に足を突っ込み財界の仲立ちをし、同時にもう一方の足で社会主義運動に突っ込み、御尻は独逸の日刊新聞ーー彼等は、全ての新聞を独占しているーーといった連中だ …しかし暴利を貪る宗派、蛭の様な連中、欲張りで比類無い寄生虫により固く、親密に組織されているユダヤ人世界は、単に国境を越えているだけでは無く、あらゆる政治的意見をも超越して結ばれている。今日では其の大部分が一方ではマルクスに依って、他方ではロスチャイルド家に依って思いの儘に動かされている。私はロスチャイルド家の人々がマルクスの優れた点を認める一方、マルクスの方もロスチャイルド家に本能的に惹かれ、大いなる尊敬を払っていると確信している」

「共産党宣言」の起草をマルクスに依頼したバルーフ・レヴィは、彼らの目的をマルクスに宛てた手紙の中で
「救世主とは、我々ユダヤ民族のことです。ユダヤの世界支配は、まず第一に、世界各地の多民族の統合を進めることにより、次いで、独立した主権に基づき民族分断の壁をなしている国家と君主制(天皇制、南ユダ王国イザヤの子孫を建てた国)を廃止することにより、そして最後に、未だ全面的には認められていないユダヤ人の権利を至るところで認める「世界共和国」の建設を進めることによって達成されます。・・・ この新しい人類の社会組織(コミューン)の中で、我々ユダヤ人はいかなる国家に属することもなくまた他の民族から何ら抵抗を受けることなくして指導的勢力となり、やがてその影響は全世界に及ぶことでしょう。そして、若し彼らの中の何人かの賢者が、これら労働大衆のうちに確固たる指導権をうちたてることに成功するなら、プロレタリア(無産者)の勝利によって次々に世界共和国の一部となっていく諸国家の支配権は、これらプロレタリアを指導する我々ユダヤ人の手に容易に収めることが出来ます。
 要するに、プロレタリアの勝利は私有財産の廃止をもたらし、こうして公有財産となった他民族のあらゆる私有財産は、公有財産を管理するユダヤ人の支配下に入るのです。かくしてわれわれユダヤ人のメシアが到来する時、ユダヤ人は全世界の民の財産をことごとくダビデ(神エホバの弟、悪魔ルシファを使ってあらゆる人を墜落する計画建てた悪魔)の星の下につかさどるであろうと言い伝えられてきたタルムード(ユダヤ教の悪魔の法典)の予言が実現されることでしょう」


マルクスの超素顔―封印されていた闇の超権力(サタニスト)との関係 (5次元文庫)
在田 実 著 より引用。
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by kabu_kachan | 2013-04-28 00:25 | フリーメイソン | Comments(0)

イルミナティについて(4)

「イルミナティ 世界を強奪したカルト」 ヘンリー・メイコウ著(太田龍訳)より引用。

ヴァイスハウプト理論で武装した邪悪な組織

「イルミナティ」という言葉は「啓示の光に触れた人々」を意味し、「光をもたらす者」ルシファーの存在を示唆している。その基本理念は、「正しい理性」(普遍的なモラル)を世俗的な「理性」(功利)に塗り替えるというものだ。
フリーメイソンとイルミナティの教条は、「汝の心のおもむくままに」(寛容)である。神や自然ではなく、イルミナティこそが現実を定めていくという考え方だ。イルミナティの掲げるヒューマニズムは世俗主義であり、悪魔信仰に人類を導くことにほかならない。社会からモラルが失われつつある今、そのような現実がいよいよ浮き彫りになりつつある。その証拠に世界は、「グランド・セフト・オート」というゲームや、ハリウッドのホラー映画やパニック映画に現実がどんどん近づいているではないか。
植物も、犬も、子供も、ささやかな糧(かて)と愛さえ与えられれば、定められた通りの素晴らしいものに育っていくのが本来の姿だ。イルミナティは、「性の解放」や「平等」の名の下に私たちを機能不全に陥らせ、神の定めた運命の成就(じょうじゅ)を阻害しようとしているのだ。
1770年、マイヤー・ロスチャイルドはアダム・ヴァイスハウプトという22歳の大学講師を雇い、ヨーロッパの社交界のトップにいる人々を秘密カルトに勧誘させた。このカルトの目的は、西側(キリスト教)社会を後退に向かわせることだった(ちなみにヴァイスハウプトはラビの息子だったが、カトリックとして育てられている)。
以下はデヴィッド・アレン・リヴェラのオンライン版書籍「最終警告(Final Warning)」と、ジェームズ・ウォードナーの名著「邪悪なる同盟(Unholy Alliances)」からの抄録だ。

イルミナティは1776年5月1日に創設された。ヴァイスハウプトは次のように記している。
「我々の教団の最大の強みは、世間から隠されている点にある。いかなる場においても組織がこの名前で表に出る事態は避けなければならない。常に別の名前、別の事業で覆い隠す必要がある。フリーメイソンの下位の三層ということにするのが一番だ。世間にはなじみ深いし、たいしたことをやるとは思っていない。ほとんど注目されないだろう」
1781年12月20日、ウィルヘルムスバッドで会議が開かれ、フリーメイソンの最初の三層をイルミナティの位階組織にする合意が交わされた。この会議に参加したリヨンのマルティニスト・ロッジのフリーメイソン会員コント・ド・ヴィリューは、帰国後次のように報告している。
「私が言えるのは、事態が想像以上に重大だということだ。計画されている陰謀は練り込まれており、君主も教会も逃れることはできないだろう」
ネスタ・ウェブスターは著書「世界革命(World Revolution)」において、イルミナティのやり口を紹介しているが、これはアドルフ・ヒトラーやティモシー・レーヒーの手口とも共通している。
「イルミナティ主義のやり方の特徴は、上位の者と手先レベルの人間をともに入会させ、真面目な理論家の夢想や狂信者の大義をバックアップし、野心満々のエゴイストの虚栄心をくすぐったり、不安定な心理に働きかけたり、あるいは富や権力への情熱を利用して、まったく異なる目的を持った人間を教団の秘密の企みに協力させる点にある」
イルミナティは、金やセックスを提供して社会の上層にいる人間を籠絡し、経済的破滅や暴露、暗殺をほのめかして従わせるといったこともやっている。これは今日でも行なわれていることだ。
ヴァイスハウプトはこんなことも書いている。「その時々によって話を変えることだ。そうすることで、下の者たちには本当の目的がわからなくなる」
その本当の目的とは、「力と富を手に入れ、世俗的政府や宗教的政府を転覆させて世界を支配することにほかならない」
そのために最初にやるべきことは、著述家、作家、出版社、教育者を仲間にすることだった。実際、ダーウィンからニーチェ、マルクスに至る近代の偉大な思想家たちは、イルミナティの手先や駒であった。ヴァイスハウプトは、ある大学について次のように書いている。「教授全員がイルミナティのメンバーだ。学生たちもイルミナティ主義の信者になる」(ウォードナー「邪悪なる同盟」)
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by kabu_kachan | 2013-04-23 00:34 | Comments(0)

イルミナティについて(3)

「秘密結社 イルミナティ」 アダム・ヴァイスハウプト著(芳賀和敏訳・副島隆彦解説)より引用。

それでも現代も秘密結社は連綿として存在する。1776年に創立されたイルミナティはフリーメイソンリー(その中の「厳格戒律派」のアドルフ・クニッゲ男爵)を自分たちの下に従え合同した。しかし、両組織は以後、長い間、内部で対立と激論を繰り返したようだ。
私のこの解説文のあとの、本書の「はじめに」に重要なことが書かれている。ヴァイスハウプトは自分が創立した組織が、バイエルン公国によって禁止されたあと、ゴータに逃れ、そこでザクセン=ゴータ=アルテンベルク家の公爵エルンスト2世の保護を受けている。
このザクセン=ゴータ=アルテンベルク家は、超保守で頑迷なるローマ・カトリック教会に忠実なミュンヘンのバイエルン公国とは異なり、リベラル思想(啓蒙主義)を擁護していた。このザクセン=ゴータ=アルテンベルク家から分かれたザクセン(サクソン)=コールバーグ=ゴータ家が現在のイギリス王家の祖(血統)である。
史実としてザクセン・ワイマール公国のカール・アウグスト大公(国王)自身が、1783年にイルミナティ=フリーメイソンリーに加入しているのである。そしてこの大公は、偉大なる文学者ゲーテが主君として仕えたまさしくその人だ。
このようにしてゲーテも、友人の大詩人シラーも、偉大なる音楽家のモーツァルトもベートーヴェンも皆、イルミナティ=フリーメイソンリーの会員だったのである。現在の日本人である私たちは、この重要な事実をはっきりと認め公然と語り合うべきなのだ。何ら隠微な匿秘なものとしてこのことを避ける必要はないのである。
イルミナティ=メイソン会(マツォニック)は18世紀末の当時の勃興した市民階級(シトワイアン、シチズン)である裕福な商工業者、技術者、芸術家、職人頭(マイスター)たち賢明な人々の集まりだった。ところが、21世紀の現代のイルミナティ=フリーメイソンリーは、19世紀のある時期からヨーロッパの貴族や超財界人たちに乗っ取られている。ここの複雑な内情については詳らかにできない。
12世紀にヨーロッパ各国に生まれたフリーメイソン会、そしてテンプル騎士団(及びシオン修道会。エルサレムへの巡礼者たちの保護団体保護団体として発足した。1307年10月13日の‶呪われた金曜日”大弾圧を受けて潜行した)、そして薔薇十字団の深い秘密結社の流れに、本書の原著者であるアダム・ヴァイスハウプトが創始したイルミナティが連なるのである。イルミナティは、それ以前からあったフリーメイソンリーの自治組織に、結社の理念と思想の骨格を与えたのである。このことが重要なのだ。本書、アダム・ヴァイスハウプトの主著によって、このことがようやく日本人にも明確に知られることになる。
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by kabu_kachan | 2013-04-09 21:30 | Comments(0)

イルミナティについて(2)

「秘密結社 イルミナティ」 アダム・ヴァイスハウプト著(芳賀和敏訳・副島隆彦解説)より引用。

なぜ、この世に秘密結社が必要なのか。それは人間が道徳性を高めて、お互いの資質を向上させ、お互いの人格を涵養するために高い道徳性を育まなければいけないからだ。そのために結社(自主的団体)に意識的に結集する人間たちが出現する。これらの手続きについて、この本で創立者のアダム・ヴァイスハウプトは、余すことなく厳格にそのルールを定め、その必要性を徹底的に論じている。それまでは、国家組織とキリスト教の教会にただ羊の群れのように唯々諾々と従っていた。そのような人間たちではない、自覚的、意識的に高い精神をもった人間たちの自律的な組織が人類史上に初めて登場したことを表している。
ですから、読者の皆様はイルミナティ(光明会、啓明会)の「初級者のための秘密結社入会講座」で始まる第1章から第3章までをまじめに、丁寧に読んでいただきたい。
第4章では上級者のためのかなり難しい理論が説かれている。それは、第2章「読書について」で説かれているように、上級者になるにつれて、やはりもっと難解な書物をたくさん読まなければいけない。そこに至るための手続きと、涵養すべき教養が細かく講義されている。
このように創立者アダム・ヴァイスハウプトに表れる、人間の組織・集団のあり方を厳格に定めようとする欲求が、1776年当時のヨーロッパ全体に満ち溢れていたことを示している。「秘密結社だけが高い人倫を実現することを可能にする」という言葉にすべてが言い表されている。
ところが、現代においては、イルミナティ=フリーメイソンリーというと、なにかしらおどろおどろしい秘密の集団で、世界征服を企んでいる恐ろしい超特権的な人間たちの集団ということになっている。それらの組織が、この世に存在しないとは私(副島)も言わない。私自身もそのような組織にまったく関わっていないとは言わない。ただし、創立時の、本来の正しいイルミナティと、現在の欧米の超財界人と貴族たちに乗っ取られているイルミナティは異なる。私たち日本人がそろそろ、18世紀以降のヨーロッパ近代社会や啓蒙思想(enlightenment)なるものについて、学校で習った説明ではない、人間世界の裏側の諸真実を表に曝け出し、もっと大きな理解へと至りつくために、この本は非常に重要な意味を持つ。
ヴァイスハウプトは、生涯で25冊の著作を書いた人だ。当時のヨーロッパ知識人の中でもずば抜けた知性を示し高く評価され、それ故に多作だった人物である。以下にそのリストを掲げる。(省略)。以上の25冊である。
ここで鋭く気づくべきは、これらの著書の中にカントの名前が書名に入った本が2冊あることだ。ヴァイスハウプトは、当時すでに大哲学者だったイマヌエル・カントの思想(哲学)を激しく批判しているようだ。
このように、イルミナティ関係の本は、市民革命が荒れ狂う1790年代に公然とヨーロッパ中で出版されていた。このことから判断すると、本書(1787年刊)を書いた時点のヴァイスハウプトが、1784年に弾圧されて地下に潜んだ秘密結社イルミナティの活動を放棄して「我れ関せず」であったとは到底思えない。なぜなら、彼こそがまさしくこの偉大なる結社の創立者なのだから。
イルミナティは1784年のバイエルン公国の禁令で表面上は壊滅させられた。しかし、その後も脈々と生き残ったと考える証拠は今もたくさんある。
ただし、それがどのような形で残っていったのかは、この本の主題ではない。たとえば、当時の有名なオカルト研究者のカリオストロの名前も本書179 ページに出てくる。カリオストロCagliostroは、フリーメイソンリーの「エジプト儀礼派」を創立した錬金術師で、フランス革命のときには投獄されており、イタリアに逃れて1795年にはサン・マリオ近郊のサン・レオで獄死している。この稀代の大詐欺師はイルミナティとも接触があったと言われている。しかし、この人物へのヴァイスハウプトの筆致は冷たい。総じて、ヴァイスハウプトが創立したイルミナティは、後世に物議をかもすオカルト教団とは厳しく一線を画している。当然、そこには黒ミサなどの猟奇的な入団儀式は存在しなかった。
嘘だと思う人は、この訳書を読んでください。ヴァイスハウプトの思想は、徹頭徹尾、当時のヨーロッパで明るく輝いた啓蒙思想(初期の人権思想)で満ち溢れている。彼の思想の特徴は、古代のストア学派と、17世紀のフランスのモラリスト(たとえばモンテーニュやラ・ロシュフコー)の影響を強く受けている。
神との関係においては「理神論」である。理神論deismは、無神論(エイシイズムatheism 神を否定する思想。当時は、そして現代でも破壊活動家のように扱われる)に至りつく途中の思想である。ヴァイスハウプトも政治的には共和政主義者(リパブリカン)であった。しかし個々の市民の努力だけでは人類の改良と改善は達成できないという考え方に至りついた。だから、人間の道徳性を高めるための会衆(クラウド)としての秘密結社が必要なのだと説いている。

日本で巷間使われる「陰謀論」という言葉は、不適切であり間違い(誤用)である。従って、この×陰謀論(者)は、近い将来に権力者共同謀議理論(コンスピラシー・セオリー)(者)と、私(副島)が提唱するとおりに訳語が変更されてゆくだろう。私は2012年9月に上梓した「陰謀論とは何か」(幻冬舎新書)でこのことを丁寧に説明した。
英語(ヨーロッパ語)の conspiracy theory という言葉は、正しくは「権力者(たちによる)共同謀議(は有る)理論」と訳すべきだから、「権力者共同謀議理論」と訳すべきなのである。
世界を最高度から支配する権力者たちは今も存在(実在)し、彼らによる共同謀議(コンスピラシー)は実在する。彼ら世界権力者たちは、どこか‶闇の世界”に隠れているわけではない。現在もヨーロッパの超財界人(スーパー・クラス)や貴族(及び王族)たちの集まりと、アメリカ合衆国のニューヨークの金融・石油の超財界人たちの連合体として存在する。彼らは世界の表舞台で活動し、その動きは報道されている。彼らの筆頭は、やがて没落するであろうアメリカ帝国の頂点にいて、‶実質上の世界皇帝”であるデイヴィッド・ロックフェラー氏(2013年6月で98歳になる)であり、彼の動静は我々に伝えられている。彼ら以外に「闇の世界に隠れた権力者」はいない。
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by kabu_kachan | 2013-04-02 14:43 | Comments(0)